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August 03, 2009

兄おとうと

こまつ座の「兄おとうと」を観てきました。
日曜の昼下がり、紀伊國屋サザンシアターは満席です。
いつも思うのだけど、こまつ座の客層はあまり若い人がいない。
井上ひさしの作品からは、社会的なメッセージがガンガン発信されているけれど、それも関係あるのだろうか。

さて「兄おとうと」は、私でさえ名前を知っている大正デモクラシーの花形である吉野作造と、高級官僚となる弟、吉野信次の物語です。
年齢は10歳違いで信条も立場も正反対の二人は、たまーに顔を合わせるとあっというまに口論となってしまいます。
それぞれの夫人(姉妹なのです)が、機会を見つけて取りなそうとするのだけど、頑固で頭の良い兄弟にはなかなか・・・。

そんな感じなのですが、右翼の青年の襲撃やら説教強盗との遭遇やら、ストーリーが進むうちに、生きる上で本質的に大切なことは何か、というテーマが浮かび上がって来ます。
数で表現するなら「」ですね。
毒と笑いと涙の中から、じんわりと心にメッセージがしみ込んできました。

公演は8月16日まで。
ぜひ観にいらして下さいね。

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