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November 25, 2008

パス・オブ・ミスティック

11月23・24日に開催されたPNAJ主宰のワークショップ「パス・オブ・ミスティック」に参加してきました。
講師はDASO斎藤、カードは「Transformation Tarot」(80年代に作られたOsho Neo Tarotの復刻版)を使いました。
Transformation Tarot(変容のタロット)は、禅・ブッダ・キリスト・スーフィに関する寓話が描かれた60枚のカードで構成されています。
それぞれの寓話は深遠で、解説書を読むだけでも心の深いところが動かされます。
今回のクラスでは、さまざまなエクササイズや瞑想を通して、このカードを日常の中に取り入れて親しくなる練習をしました。

今まで使い方が全くわからなかったこのカード、想像以上に面白いです!
カードの寓話が心の中に響いていくと、展開されたカードが繋がって一つの流れが見えてきます。
参加者の感性や表現を皆で分かち合い、とても密度の濃い2日間となりました。
ワークショップは終わったけれど、カードと仲良くなるための宿題をたくさんもらった気分。

「Transformation Tarot」は現在のところ絶版になっているそうです。
お持ちの方は、ぜひぜひ親しくなって下さいね!
静かで豊か、心の奥深くで変容と成長をもたらすカードです。

1日目の宿題が、暗喩(メタファー)を使って寓話を作ってくるというものでした。
暗喩の素材は身の回りにたくさんあるけれど、いざ捕まえるとなるとなかなか難しい。
とても楽しい作業だったので、ほかのお題でも書いてみようと思います~。
私の作ったお話は以下です。

~~ 楽しみ ~~
彼は貧しい農民の息子として生まれた。
幼いうちに一家の稼ぎ手の父親を流行病でなくし、病弱な母親と6人の弟妹への責任がずしりと彼の肩にのしかかった。
彼は特に不満を言うわけでもなく、黙々と家族の世話をしてその生活を支えていた。
都会へ出て行った若者をうらやましく思うこともあったが、生まれついての農民で無学な彼にできることといえば、畑を耕し蚕の世話をすることだけだったのである。
やがて、彼の育てた蚕から作る織物がたいそうな評判となり、都の商人や貴族の姫君が競って買い求めるようになった。
彼の家族も彼の村も見違えるように豊かになったが、彼自身は相変わらず黙々と働き続けたし、息子や娘たちも働き者だったので、織物の評判は高まるばかりである。
織物の評判は遠い異国にまで届くようになり、傾きかけていた彼の国にたくさんの金貨がもたらされた。
そんなある日。
王様からの使者が村を訪れ、彼は王様に会うために宮殿へ出かけていった。
彼の謙虚な人柄に感じ入った王様は、湖畔の離宮を与えて「おまえは十分に働いた。これからはここで人生を楽しむが良い。」と命じた。
1年後、離宮を訪れた王様は、離宮のみごとな庭園が一面の畑になっているのを見て仰天した。
彼は言った。
「王様、楽しみとは一体何なのか私にはわかりません。ただ、畑仕事をしていると心が豊かになり、とても安らぐのです。」

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Comments

とてもいいお話しです・・・寓話と分っていながらも、ぐっと心にきました~heart02
これを絵本にしてみたらいいのでは?

Posted by: ケイト | November 30, 2008 at 09:02 PM

ケイトさまsun

ありがとうございます。
身の回りにある真理(というのかしら)をキャッチする練習は、自分をすごく豊かにしてくれそうな感じ。
また書けたら、アップflairします~。

Posted by: emizo | November 30, 2008 at 11:32 PM

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