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July 20, 2005

チベットの声明

7月1日、東京ウィメンズプラザホールで
「チベット音霊と祈りの世界」というイベントがありました。
ダライ・ラマ14世が古稀を迎える記念のイベントです。

---演目は---
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表からの挨拶
ギュト寺院の僧侶たちによる声明
テチュン(Techung)、シェラーップ・ワンモ・サンポ、トシ・クガ(空閑俊憲)によるチベットの歌と踊り
龍村仁監督による、カーラチャクラ砂曼荼羅の映像
奈良裕之氏(民族楽器奏者)とKNOB氏(ディジュリドゥ奏者)の演奏
お祈り
---------

チベットは、現在もインドのダラムサラという小さな町に亡命政府を置いています。
声明を聴かせてくれたお坊さんたちも、命懸けでヒマラヤを越えてインドに亡命したそうです。
チベットの声明は独特の発声法で、耳で聞くというより身体全体が心地よく包まれる感じです。

テチュン氏はとんでもない男前で、シェラーップ・ワンモ・サンポさんはとても美しい。
トシ・クガ氏は普通の日本人のおじさんなんだけど、黙っていると日本人には見えない。
3人の演奏は素晴らしくて、チベットの澄んだ空気や峻険な山々を想像してしまいました。

龍村仁氏は、映画「地球交響曲」を製作された方です。
チベットの小さな田舎の村で行われたカーラチャクラの砂曼荼羅について、映像を見ながらの説明でした。
何日もかけて完成された砂曼荼羅は、ほんの半日ほどで惜しげもなく壊され、元の砂に戻ります。
もったいない!!!と、誰もが叫びたくなる一瞬です。
が、これが大切なんだよね。だって、わざわざ砂で作っているんだもの。

ディジュリドゥは、アボリジニが使う世界最古の楽器です。
ユーカリの木がシロアリに内部を食われて空洞になったもの、だそうです。
とても深い、懐かしい音がします。
奏者のKNOB氏は、なんとジャニーズの「少年忍者」のメンバーだったそうな。
ある時ディジュリドゥに出会って(本当に出会ったんだよね)、全く違う人生を歩んでいます。
奈良裕之氏は、世界中の様々な楽器を使って演奏します。
ホールじゃなくて、広い原っぱで演奏を聴けたら、もっと素晴らしいんだろうなあ。

最後に日本代表部事務所の方が、出演者全員の首に白い布をかけました。
この布は「カタ」といって、チベットで相手に敬意を表すときに贈る白い絹の帯なのだそうです。
とても心のこもった、良いイベントでした。
このイベントに誘ってくれた、お友達に感謝。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
テチュン氏公式サイトTechung
龍村仁氏のサイトGAIASYMPHONY.COM
KNOB氏のサイト天然空洞木
奈良裕之氏のサイト光の旋律

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ディジュリドゥディジュリドゥとは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの木管楽器のこと。この名は入植した白人が音を聞いて「ディジュリドゥ」と聞こえたことによってついた名前で、アボリジナル自身はそれぞれの部族語で例えば「ユダキ」「イダキ」などと呼ぶ。太さ、管の内径、長さなどは不定だが、一般に1mを超え...... [Read More]

Tracked on August 23, 2005 at 09:49 AM

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